2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ヴィギリウス・ハウフニエンシス(キェルケゴール)著『不安の概念』考-まとめノート②-

セーレン・キェルケゴールの著作『不安の概念』は、或る意味では、既にP・M・メラーが将来に激震を齎すだろうと予見し、ニヒリズムという名称によって総括した否定的な諸傾向を徹底的に論破するものと解されなければならない。ニヒリズムの傾向は精神的存在…

ヴィギリウス・ハウフニエンシス(キェルケゴール)著『不安の概念』考-まとめノート⓵-

本ブログ記事は、非常に難渋な言い回し方が多いヴィギリウス・ハウフニエンシス(キェルケゴール)著『不安の概念』について、原文を参照しつつそのアウトラインを追うことができるようにまとめたノートです。アウトラインを追えるようにするという意味で、…