2016-10-06から1日間の記事一覧

アンチ-クリマクス著/セーレン・キェルケゴール刊 『死に至る病』-キリスト教的な哲学的人間学と人間的可能性の現象学を指標とする論述-まとめノート②

5.序論-「ラザロの復活」論- 序論では二つの種類の死が問題となっている。 1⃣通常の肉体上の死 2⃣イエス・キリストによって約束された永遠の生命を信ずることができないという意味での絶望としての死 序論は『ヨハネによる福音書』のいわゆる「ラザロの復…